Toma Que Toma !
広瀬麻奈 Mana Flamenca の日々是好日
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いよいよ、ワタクシ企画アルハムブラの初ライブの日。
やっぱりいつもと違う緊張感。全体の流れや、場作り
これ、いままで他の人に乗っかって来たけれど、今回は
私が展開したいライブのお披露目でもある。

私が常々思うことは、お客様を置いてけぼりにしないライブ。
フラメンコはとかく、リズムも独特だし、言葉はスペイン語
だし、なんか、知らない人は入り込めない隙のなさがあると
思う。

でも、少しだけ紐解くと、するするとフラメンコを知らない
人たちの心の中に入っていくと思うんだな。

ちょっとだけ、フラメンコの生い立ちを語るだけでも。

そして、それが私達とどこで繋がっているのかも。

***

アジアの真ん中で生まれた歌やリズムが遠く旅して
アンダルシアで根を下し、今のフラメンコができあがった。
様々な民族と風土のエッセンスを取り入れて今のフラメンコが
ある。

ふるさとを超えて、遠く東の果てにたどり着いて日本で
花開いた私達のフラメンコ。ジプシーでもない私達がどうして
こんなにもフラメンコを愛してやまないのか。

それは、私達の全ての感情や屈託を包括して讃えてくれるから。
いのちへの讃歌だからだと思う。

***

春が訪れ、新しい時間が流れ始めた今。
大きく大地が揺れてその余波が今でも続く日本。
不安や期待が入り交じったなんとも言えない時代を迎えて
変化の波に漂うか、飲み込まれるかしている人は少なく
ないでしょう。

私達の中でもいろいろな変化が起きた一年でした。

今までに経験したことの無いような気分や気持ちを取り戻す
時に、必ずフラメンコがあったように思います。

きっとこれからもそうであると思います。
そして、何があったとしても、今日今ここにある奇跡に感謝を
捧げてまた新しい一歩を踏み出せるんだという気持ちで
踊ってゆきたいと思います。

今夜ここで皆さんと共に、この一年の様々な想いや積み上げて来た
時間を分かち合えることに感謝します。

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PINA BAUSCH
はじめて、ピナバウシユの世界を見つめた。

Dance Dance Dance
Otherwise, we are lost.

踊り、踊り、踊りなさい
自らを失わないために…

言葉では語り尽くせない内なる衝動を、
自らの体を使って、
自意識をぶち破って表せたとき、
人はほんとの安らぎを得られるのかな。

私は逃げも隠れもしない。
愛されるより愛することを選ぶ。

生きるという強いメッセージを受け取った。
ロシオ・モリーナの背中
行ってきました。
ロシオ・モリーナのクルシージョ。

3年前のヘレスファスティバルで初めて彼女の
踊るグァヒラを観て、こんな世界があるんだ〜!と
びっくりして以来、気になる存在に。

スペイン人のアーティストのことは正直あまり詳しくは
ないので、後になって「話題の人」だったと知ったの
でした。

他にも独特な世界観を持っているアーティストはいる
けれど、ロシオの世界は、なんというか誰も手を出せない
自由さがある。存在そのものが特別というような。
何か、自分の物を生み出そうという力学は無く、
最初からそこにあったような。そんな感じ。

更衣室でふとみるとそこにロシオがいた。
小さくて、静かで、とても自然な人。
どこにもエッジが立っていない・・・

大事な宝物みたいな存在感。

クラスはがんばって、テクニカ・タンゴ・3拍子系の
振付けをとってみた。

クエルポを細かく細かく分けて確実に動かしてゆく。
パソもシンプルなものをしっかり確実に。

決して複雑なことはしないけれど、上半身やプランタ
の掴みがしっかりしてないとできないようなパソ。

有り体だけれど、普段いかにちゃんと体を使って
踊ってないかを味わった(涙)でも、また練習する課題
と出会えたと前向きに考えましょ。

ブラソやカベサ、上半身の使い方、センティード、
振付けの展開などなど、今までに経験のないセンスが
あちこちに満ちていた。

いわゆるモデルノと呼ばれるのだと思うけれど、
すべては彼女の体の中の「自然」という世界。
嘘がない動きなんだな、きっと。
だから奇をてらったというものではなく、一つの
世界として、すっと受け入れられる。

とてもじゃないけど、すぐにはこの世界を体で
理解するのは難しいけれど、しばしじっくり味わい
ながら、自分の体に落とし込んで行こう。

軽やかなそして説得力のあるパソの音が耳から
離れない〜。あんな音、いつか出してみたい!



建築と踊りと旅と
旅の中で一年の歳月が流れた。
昨年の旅立ちと同じように、空から雨が降った。
ビニールをリュックにかぶせて傘をさして歩いた。
雨空の中を。
流れ歩いた旅の軌跡......(中略)

かたむきかけたささやかな小屋よ
野に点在する小さなものたちよ。
おまえたちの純粋な自然な形を僕の心に刻んでおくよ

そんな、らくな姿勢で生きている
おまえたちの心根はどこから来たのか

森の中に、自然のままの建築をつくって
これが僕の建築だと
つぶやきたい

かすかに揺らいでいる木々たちよ
風のうたを聴いているのか

ーー建築をつくる時ーー
建築ょ、僕の体を通過して
自然な清らかな形になって
あらわれてゆけ

1981.6.21 鈴木喜一日記抄
http://daichinoie.blog6.fc2.com/blog-entry-6915.html


今回もまた、短大時代のマエストロのコトバ。
旅する者たちの心の風景と決意。
建築というコトバをそのまま踊りというコトバに
置き換える。これが、ほんとは私が望むこと。
旅をまた、人生と置き換える。
すると、よりフラメンコに近づくような、
そんな気がする。

9月になりましたね。
熱帯夜が続いたあの10日余りは、どうなるかと思ったけど
あっという間に、秋の気配の数日。でも、今日は台風の余波
で随分蒸し暑い一日となった。

今夜は、来る9日のアルハムブラライブのエンサージョ。

久しぶりに、バイレは師匠、小林弘子さんと相田瑞穂さんを
ゲストにギターは鈴木淳弘さん、パーカッションは
すがえつのりさん、そして、歌の森薫里さんが勢揃い。
そして、座長の甲斐みよこさん、仲間の春日早智子さんと
杉村奈緒子さん。

いつもそうなんだけれど、エンサージョが一番緊張する。

本番はもちろん緊張感もあるものの、みんなでともかく、
やってのけようぜという気合いもあるから、どんなことが
あっても大丈夫と思えるのだけれど、エンサージョは、
お互い、様子見ながら弾くし、歌うし、踊るし、叩くので
ついつい、体に力が入ってしまう。

分かりにくい所や、足が走っている所とか、音楽的に
どうかなど、どちらかというとやっぱり駄目出しが多く
なる。で、それが目や耳からウロコだったりする訳で、
すごく新鮮な衝撃となる。もちろん、ありがたい衝撃。

このアドバイスは本当に貴重。
フラメンコはみんなで作り上げるものだから。
後ろの人が気持ち悪いことは極力やりたくないし、
やるなら、それだけの意志が必要。
今日、戴いた課題はこれから一週間の栄養であります。

向かって行くものがある幸せを味わいつつ、
コツコツと。

そのコツコツを今年に入ってから積み上げている、
師匠の小林弘子さん。しばらく舞台よりも基礎練習に
打ち込んできたのだけれど、ん~やっぱりますます、
パワーアップされてましたね。
いつものように、その時だけでなく、しばらくして
から、ジ~ンと胸が熱くなるんですね。

バックのアーティストさん達の乗り方も違うし、
伝えようとするものの厚みの違いですかね~。
久々に、師匠の背中から何かをつかみたいと思います。
師匠のソレア、楽しみです。
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