Toma Que Toma !
広瀬麻奈 Mana Flamenca の日々是好日
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夏も過ぎ、秋に向けて
日中はこれでもかというくらいに強い日差しが残る残暑
とはいえ、朝晩は秋風も吹き、太陽の傾きも随分と低く
なってきた。

秋の虫が鳴き始めて来た今日この頃。
一気に駆け抜けた夏の時間が早くも想い出となっていく。
ちょっと、寂しい季節の変わり目。

といってもそのセンチメンタルな気分に浸る間もなく
秋に向けて粛々と物事が動き始めた。

プライベートでもちょっとした動きがありつつ、
フラメンコも、これまでとは趣向を変えたライブを企画中。
ワタシなりのちょっとした冒険をしてみることにしました。

とあるご縁で渋谷のライブハウス「Saravah東京」をお借り
することができました。音響にこだわった空間で、ジャズを
はじめサマザマなジャンルの「パワーのあるアーティスト」
を応援しているというお店。

かねてより、バックのアーティストの皆さんの素晴らしさを
表に出すライブを企画してみたいと思っていたので、少し
準備期間が短いのですが、やってみることに。

私達が慣れ親しんだクアドロと、ギターやカンテソロ、
そしてパーカッションも合せたセッションと、彩り豊かな
ライブとなりそうです。

そして、今回は私が心底尊敬するバイラオーラであり
私の師匠の一人である松丸百合さんをゲストに迎え
ちゃいました。唯一無二の世界観をもつ方です。
呼吸とコンパスを自在に踊る、百合さんのバイレを
皆さんと分かち合いたい!と思います。

どうぞ皆様ご予定空けておいてくださいね。
とっても楽しくなりそうなのです!

Saravah2.jpg

La Noche Flamenca en Saravah東京
~El sol y La luna~

月のような人たちと太陽のような人たちが
集まって無国籍な空間で旅をします。

それぞれのフラメンコを旅の友にして。
時に一人で自分と向き合い
そして、時に仲間と戯れて。

先人達の足跡も探しながら、
砂漠の砂に私達の足跡つけて。

2012.11.17 Sat.
Open 18:00 Start 19:00
@Saravah東京
 
〒150-0046
東京都渋谷区松濤1丁目29-1 渋谷クロスロードビル B1
TEL/FAX 03-6427-8886
http://l-amusee.com/saravah/access.php

Ticket Adv. 3500 yen / Door 4000 yen


Guest Baile 松丸百合
Guiter 斉藤元紀 Cante ダニエル・リコ
Percussion すがえつのり

Baile 甲斐みよこ 春日早智子 広瀬麻奈

問合せ・チケット申込 
himana*gol.com (*を@に変えて下さい)
090-3438-0268 広瀬まで


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踊るということ
このところ、続けて「踊る」映画を見た。
ピナ・バウシュの「踊り続ける命」と「夢の教室」
そして、二度目の「フラメンコ・フラメンコ」

人生を「踊ること」にかけている、いや踊ることで
人生を創り出している人たちの世界をとっぷり味わった。

私はそんな人たちの足下にも及ばないけれど、
踊ることを抜きに日常が成立たなくなっている。
それで身を建ているかどうか問いことではなく、
生きることが成立たなくなっているのだ。

踊ることは呼吸。
肉体的な呼吸だけでなく、感情や精神、そして何か
大きなものとの一部になる為の見えない体の呼吸。

言葉で語り尽くせないものを語り、自分を今ここに
存在させる。

踊らなければ、それが実際に体に溜まっていく。
筋肉に住み着く様に。そして、自分のものではない
言葉に思考は支配される。

ピナが言う。

怖がらないで踊ってごらん。

そして、

踊り、踊り、踊りなさい
自分を失わない為に。

命を紡ぐために
私達は踊るのだ、な。
Flamenco Flamenco
写真(2012-02-19 12.05)


観てきました!
カルロス・サウラの新しい映画「Flamenco Flamenco」


久しぶりにどっぷりフラメンコを堪能出来る映画で
ずーっと楽しみにしていただけに前の晩からわくわく。
色んな評はあるでしょうが、私ほんとに楽しめたな〜

カルロスサウラの意図は、普遍なるフラメンコの魂を
根っこに据えつつ、今果敢に新たな命を吹き込む
今のスペインのフラメンコ界の中核を担うアーティスト
への讃歌。そして、彼らの後ろに面々と続いて来た
プーロの世界への畏敬と愛。

フラメンコそのものが生命讃歌そのものだけれど
それを伝統だけでなく、常に新たな息吹が吹き込まれて
いるその営みを伝えてくれている。

前作の「Flamenco」が作られたのは私がフラメンコを
始める少し前の95年あたり。あれから17年、その時
核となっていたアーティストは年老い、あるいは成熟し
またあるいはすでに天国に召されている。

切なさもあれば、あのとき若さを弾かせていたアーティ
ストが歳を重ね、人生の様々なステージを歩んだ後の
充実した今を目撃し心打たれるシーンもある。

そして、また芽生えた新たなフラメンコの命へ期待。

そんなフラメンコの命の営みはここに在ると、実感。
生きている限り変化をし続けるのがこの世の常。でも、
命の根源は普遍なのだな。

人の道とやはり同じこと。やっぱり、Viva! Flamenco!
と叫びたくなった。
謹賀新年 2012
謹んで新年のご挨拶を申し上げます。

2012年も穏やかに明けました。
昨年最後のライブを終えてから、毎日何かしらと忙しかった
り小旅行があったり、北軽井沢の実家で年越ししたりと、
移動が続いた年末年始となりました。

昨年は個人的にも社会的にも、そして地球規模でも大きな
変化を迎える一年となりました。自分の在り方、これからの
生き方への見直しをする時間だったと思います。
人前でフラメンコを踊るという事においても、なんというか
一歩踏み込んだ想いが強くなりました。

奇しくも、この年にソレアを学び、アレグリアスを踊る機会
に多くめぐまれたというのも私の中ではとても意味深いこと
でした。

この二曲は私にとって踊る事で自身を癒し、また生きる力を
得るために欠かせないものである事をこの一年噛み締めて
おりました。

特に、ソレアはこれから長い時間をかけながら3.11と私と
いうテーマを持って踊ってゆきたいと思います。

どうぞ、皆様今年もよろしくお願い申し上げます。
しっかりと自分の音を出す!
先日、鼓を打つある女性と話していたとき、自分が出す
「音」について話されていた。

これまで、男性の中に混じって鼓を打ってきて、彼らの
力強さに近づこう、あるいは負けないようにとがんばって
きたのだけれど自分の音を録音して聞いたときに、
あまりに力が入っているので驚いたの。

先日、一人で独奏することがあって、初めてだったし、
自分で作曲してきたものを間違えないようにと力んでいた
のだけれど、最後の「頭」(〆の時にあげるイヨー!と
いう一声)を出す前に、ふっと力を抜いてみたら、
すーっと腹から頭に抜けるような声が出たのよね。

そうしたら、その声に聴いてくださった何人もの方から、
あの声を聴いた時にとても響いたとおっしゃって。。。

師匠からも、このところ声が変ってきたと言われているん
です。前は、男に勝とうとしていたって。

強いことと、しっかりしているということはイコールでは
ないのね。腹を据えてしっかり声を出す。それは、筋肉を
駆使して出す音とは違う、通った音になるのよね。
だから、これからは女だからといって負けないぞ!ではなく、
私は私の声をしっかり出そうと思うのよね。

とても、心に響いたお話。
フラメンコとまた、置き換えてみる。

サパデアードの音とまるで共通する話だと思う。
力任せに打つ、ゴルペの音は響かない。力の入っていない、
スコーンと抜けるゴルペは気持ちいい。

強く、激しくよりしっかり、深くというアプローチ。
ここに、人の心は反応するのかな。他の人はわからない。
少なくとも私は、反応する。

私は私の音を出す。

これ、もっと探していきたいな。



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